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アジアの実用新案。必ず登録されるというのは本当か。

外国出願

発明を保護する特許と並んで実用新案という制度があります。

日本ではタワシなどの小発明を保護する制度として利用されてきました。

この実用新案、実はとても人気があります。

実用新案は必ず登録されるから、というのがその理由です。

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photo credit: Jeff McNeill via photopin cc

 

日本の実用新案制度、現在では無審査で登録される制度になりました。

無審査登録制度では形式的な要件だけを審査して特許審査で行われているような実体審査を行いません。

特許のハードルが高いのは実体審査があるからです。

実体審査で要求される、単に新しいというだけではなく、簡単に創り出せないもの、という要件。

この要件をクリアすることが非常に大変なのです。

 

そんな便利な実用新案制度はアジアにも存在します。

ただし無審査で登録される実用新案制度を用意している国は限られています。

アジアで無審査主義を採用している国は、カンボジア、フィリピン、台湾、中国です。

 

つまり日本、、台湾、フィリピン、カンボジアに実用新案を出願すれば形式要件だけの方式審査を通過すれば必ず登録されるということになります。

 

なお無審査で登録される実用新案制度を採用している国では不正出願も少なくありません。

特に中国では他人が創作したものを勝手に出願してしまう冒認出願の問題があります。

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このコラムを書いている人

TANAKA Tomio

TANAKA Tomio

2004年弁理士登録 電機・電子・IT分野を得意とし国内・国外の権利化について豊富な経験と実績あり。 中国上海駐在経験を活かし中国実務についても豊富な経験あり。 知的財産調査官として特許を始め意匠・商標・著作権・不正競争防止に係る模倣品の輸入差止め審査に従事した経験を活かし模倣品対策についても積極的に取り組む。

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