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ディズニーに学ぶ模倣品対策

ディズニーに学ぶ模倣品対策

子供が書いたミッキーの落書きに対して著作権侵害を主張したという都市伝説が存在するほど、ディズニー社の知財管理は厳しいことで有名です。

中国でディズニーキャラクタの模倣品が出回ったときも、中国で訴訟を起こしても無駄だからと尻込みせず果敢に訴訟を仕掛けていきます。

日本企業のキャラクターの模倣品も中国で数多く存在しますが、ディズニー社のような訴訟戦を繰り広げたという話しを聞くことはありません。

日本企業の場合は、どちらかと言えば日本政府や中国政府に対して取り締まりの強化を求めることが多いようです。

 

模倣品対策のあるべき姿としてどちらが「正しい」かは、著作権や商標権などの知的財産権が私権である以上、明らかです。

知的財産権の特徴は、他の私権と同様に、権利者が問題にしなければ非侵害ということです。

模倣品が知的財産権の侵害であるためには、まず権利者が侵害を主張しなければなりません。

ディズニー社の知財管理が厳しい理由は、声を上げなければ非侵害と看做されるからです。

権利者が声を上げていないのに、つまり非侵害なのに、政府が私権に介入して取り締まることはできないのです。

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このコラムを書いている人

TANAKA Tomio

TANAKA Tomio

2004年弁理士登録 電機・電子・IT分野を得意とし国内・国外の権利化について豊富な経験と実績あり。 中国上海駐在経験を活かし中国実務についても豊富な経験あり。 知的財産調査官として特許を始め意匠・商標・著作権・不正競争防止に係る模倣品の輸入差止め審査に従事した経験を活かし模倣品対策についても積極的に取り組む。

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