ブログ

ランチェスター式出願戦略のすすめ

弱者が強者に勝つためのランチェスター戦略とは、戦うべき市場を絞って、その市場でトップになることです。

ランチェスター戦略を特許戦略に当てはめると、戦うべき技術分野を絞って、その技術分野でトップになること、になります。

ランチェスター戦略で定義づけられる戦闘力=兵器効率×兵力数を特許戦略に当てはめると、特許力=特許の質×特許の数になります。

「特許の質」は客観的に測ることができないので、特許の数を増やしていくことが特許力を高めることになります。

 

特許の数が多いことのメリットは、経験則でも実証されています。

複数の特許発明の存在により他社が技術を迂回することが難しくなる。

ある特許が無効になっても他の特許でカバーすることができる。

ある技術の特許の権利が満了しても改良技術の特許を依然として存続させることができる。

 

自社が戦うべき技術分野を選択したら、選択した技術分野に集中的に出願して特許力を高める。

高い特許力は攻撃だけではなく防衛にもつながります。

関連記事

  1. 「電車の音」に著作権?創作とは無関係なもう一つの著作権
  2. 立体商標の「ジャポニカ学習帳」と意匠の「キャンパスノート」 立体商標の「ジャポニカ学習帳」と意匠の「キャンパスノート」
  3. 中国では意匠も要注意です
  4. 商標が有名になると類似範囲は狭くなる不思議 商標が有名になると類似範囲が狭くなる不思議
  5. 発明とは既存の要素の新しい組み合せ以外の何ものでもない 発明とは既存の要素の新しい組み合せ以外の何ものでもない
  6. 正規工場からの横流し品を防ぐ
  7. 認証制度を利用して他社の商品やサービスと差別化しよう 認証制度を利用して他社の商品やサービスと差別化しよう
  8. ネーミングとドメインと商標の密接な関係

このコラムを書いている人

TANAKA Tomio

TANAKA Tomio

2004年弁理士登録 電機・電子・IT分野を得意とし国内・国外の権利化について豊富な経験と実績あり。 中国上海駐在経験を活かし中国実務についても豊富な経験あり。 知的財産調査官として特許を始め意匠・商標・著作権・不正競争防止に係る模倣品の輸入差止め審査に従事した経験を活かし模倣品対策についても積極的に取り組む。

パーソナルリンク

認証済みサービス

プロフィールを表示 →

PAGE TOP