ブログ

中国で商標権を侵害したときの賠償と制裁のまとめ

中国で商標権を侵害したときの賠償と制裁のまとめ

工商行政管理局の賠償と制裁

商標権侵害品のと商標権侵害品を製造するための設備の没収・廃棄。

侵害品の売上額が5万元以上の場合は、侵害品売上額の5倍以上の罰金。

侵害品の売上額が5万元未満の場合は、25万元以下の罰金。

 

民事訴訟の賠償と制裁

人民法院は裁量で300万元以下の罰金を決定。

人民法院は悪意侵害の場合について確定した賠償額の1倍以上3倍以下の罰金を決定。

 

刑事訴訟の賠償と制裁

3年以下の懲役又は勾留と罰金。

特に悪質の場合は、3年以上7年以下の懲役と罰金。

 

インターネットサイト運営者の賠償と制裁

(タオバオの場合)

2000元の罰金。

21日間の出店停止。

 

追補

以前、中国のインターネットサイト運営業者の最王手タオバオに対して商標権侵害品の情報を提供しました。

参考 中国のタオバオで模倣品が販売されていたときの対処法

 

その後、商標権侵害品を出品していた店舗の責任者から得た情報では、商標権侵害品情報が削除されたのち、21日間の出店停止と2000元の罰金をタオバオに支払うという処分があったとのことです。

多くの場合、タオバオで複数の店舗を展開しているので、1つの店舗が閉鎖されても実害はありません。

関連記事

  1. 法律に頼らず契約で解決
  2. 冒認出願対策なら商標登録よりも著作権登録 冒認出願対策なら商標登録よりも著作権登録
  3. 秘密情報の漏えいを確認する特許制度の利用方法
  4. 日本人が好きな契約書の形
  5. 中国へ提出する文書には中国領事の認証が必要です。アポスティーユは使えません 中国へ提出する文書には中国領事の認証が必要です。アポスティーユは…
  6. ニセモノと知らないで仕入れた商品を売ったらどうなるの?
  7. 中国で商標登録する理由 中国で商標登録する理由
  8. 事務所名と事業主名を同じにするメリット 事務所名と事業主名を同じにするメリット

このコラムを書いている人

TANAKA Tomio

TANAKA Tomio

2004年弁理士登録 電機・電子・IT分野を得意とし国内・国外の権利化について豊富な経験と実績あり。 中国上海駐在経験を活かし中国実務についても豊富な経験あり。 知的財産調査官として特許を始め意匠・商標・著作権・不正競争防止に係る模倣品の輸入差止め審査に従事した経験を活かし模倣品対策についても積極的に取り組む。

パーソナルリンク

認証済みサービス

プロフィールを表示 →

PAGE TOP