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中国で模倣されている店舗の外観は商標で守れるのか

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日本において店舗外観の模倣はこれまで不正競争防止法に頼ることが一般的でした。

しかし不正競争防止法による保護は、周知・著名性を要件とするため、周知・著名性を獲得する前の店舗外観は保護の対象となりません。
独自の店舗外観で差別化を図ろうとする初期の段階で第三者による模倣を排除するためには、不正競争防止法以外の保護手段を検討する必要があります。

2005年に導入された位置商標は、商品に付す図形等の位置を特定した商標のことで、店舗の外観を構成するガラス窓や壁面に付される図形等の位置を特定して商標登録することができます。

(商標第6034616号)

(商標第5805762号)

新しく導入された位置商標が店舗外観の保護を可能にする日本に対して中国では位置商標という制度はまだ導入されていません。

ところが2018年12月、北京市高級人民法院が位置商標を認める判決を下したことで中国でも店舗外観を位置商標として登録する可能性がでてきました。

人民法院で争われた商標は、靴底が赤いハイヒールに関するもので、人民法院は、この商標について、位置を特定した単色商標であると認定しました。

無印商品を始め店舗外観の模倣が後を絶たない中国において、店舗外観は必ず登録しておきたい商標です。

(微博より抜粋)

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このコラムを書いている人

TANAKA Tomio

TANAKA Tomio

2004年弁理士登録 電機・電子・IT分野を得意とし国内・国外の権利化について豊富な経験と実績あり。 中国上海駐在経験を活かし中国実務についても豊富な経験あり。 知的財産調査官として特許を始め意匠・商標・著作権・不正競争防止に係る模倣品の輸入差止め審査に従事した経験を活かし模倣品対策についても積極的に取り組む。

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