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中国商標権利者の住所や名義は一括変更が必要

中国商標権利者の住所や名義は一括変更が必要

中国で商標登録する場合、1つの商標に対して1つの区分だけを指定して複数の出願をする方法と、1つの商標に対して複数の区分を指定して1つに纏めて出願する方法があります。

それぞれにメリット・デメリットがあります。

参考 中国商標法改正。複数の区分を纏めるデメリット

複数の区分を纏めるデメリットを紹介しましたが、名義変更手続きのときには手続きが複雑になります。

1つの商標に対して1つの区分だけを指定して複数の出願をした場合、1つの商標に対して区分ごとに複数の権利がばらばらに登録されます。

複数の商標権の名義や住所・居所を変更する場合、複数の商標権に対して一括して変更手続きを行わなければなりません(商標実施条例第30条)。

一括変更しない場合は、変更申請は放棄されたものとして扱われてしまいます。

変更手続き自体は簡単なのですが、同じような手続きなら一回で済ませた方が費用も抑えることができ、ミスの発生も防ぐことができます。

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このコラムを書いている人

TANAKA Tomio

TANAKA Tomio

2004年弁理士登録 電機・電子・IT分野を得意とし国内・国外の権利化について豊富な経験と実績あり。 中国上海駐在経験を活かし中国実務についても豊富な経験あり。 知的財産調査官として特許を始め意匠・商標・著作権・不正競争防止に係る模倣品の輸入差止め審査に従事した経験を活かし模倣品対策についても積極的に取り組む。

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