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商標の偽造と模倣の違い

商標の偽造と模倣の違い

登録商標と同じ商標を使った場合は「」(商標法第108条)、登録商標と似ている商標を使った場合は「」(商標法第109条)と定義し、タイでは量刑に差を設けています。

「模倣」は2年以下の禁錮または20万バーツの罰金、「偽造」は4年以下の禁錮または40万バーツの罰金です。

登録した商標の書体を変えて使用することがありますが、権利者が使用している商標を第三者が無断で使用した場合、使用している商標が登録されていれば「偽造」です。
権利者が使用している商標を第三者が無断で使用しても、使用している商標が登録されている商標と似ているだけなら「模倣」です。

第三者の商標無断使用でも、第三者が使用した商標が権利者の登録商標と同じか否かで量刑が異なります。

権利者が登録商標と同じ商標を使うことが模倣・偽造に対する抑止力になります。

参考 登録商標と同じ商標を使うことが模倣品対策

 

中国の場合、商標権侵害として罰則の対象となるのは、登録商標と同じ商標を使った場合だけです。

登録商標と同じ商標を登録されている商品またはサービスに使用した場合に限り、登録商標冒用罪(刑法213条)が適用されます。

中国では登録商標と同じ商標を使用しなければ犯罪ではないという扱いをしています。

参考 似ている商標を使っても犯罪にならない中国

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このコラムを書いている人

TANAKA Tomio

TANAKA Tomio

2004年弁理士登録 電機・電子・IT分野を得意とし国内・国外の権利化について豊富な経験と実績あり。 中国上海駐在経験を活かし中国実務についても豊富な経験あり。 知的財産調査官として特許を始め意匠・商標・著作権・不正競争防止に係る模倣品の輸入差止め審査に従事した経験を活かし模倣品対策についても積極的に取り組む。

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