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学生が行った発明は大学のもの

学生が行った発明は大学のもの

学生が行った発明は誰のものか。

この答えを考えるときに、まず発明者とはどのような者かを考えてみる必要があります。

発明者とは、「発明の創作行為に現実に加担した者」と解されています。

学生が行った発明と言っても、指導教官の指示に従ってデータをまとめただけ、指導教官の指示に従って実験を行っただけ、という場合は、発明の創作行為に現実に加担した、ということはできません。

 

学生がどの程度、発明の創作活動に現実に加担したかを判断することは簡単ではありません。

しかし、特に教育の一貫として行われる学部生の卒業研究では、指導教官から指導を受ける割合が多くなります。

その一方で、学生が発明の創作活動に現実に加担する割合が少なくなります。

 

学生が発明者でなければ、指導教官が発明者となります。

指導教官が行った発明は、職務発明となります。

職務発明は、大学との雇用契約で定められた職務発明規定に従い、通常は職務発明の特許を受ける権利は大学に承継されることになります。

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このコラムを書いている人

TANAKA Tomio

TANAKA Tomio

2004年弁理士登録 電機・電子・IT分野を得意とし国内・国外の権利化について豊富な経験と実績あり。 中国上海駐在経験を活かし中国実務についても豊富な経験あり。 知的財産調査官として特許を始め意匠・商標・著作権・不正競争防止に係る模倣品の輸入差止め審査に従事した経験を活かし模倣品対策についても積極的に取り組む。

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