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海外進出に意匠をすすめる理由

海外出願というと、特許や商標がまず思い浮かぶわけですが、費用対効果を考慮して意匠を出願しておくことをおすすめします。

 

まず費用の面。

出願から登録までの総額(5年間の平均的な費用)は、・意匠のなかで意匠が最も低いことは余り知られていません。

特許より低いのは当たり前としても、商標より低いというのは意外な事実です。

平成24年度中小企業等知財支援施策検討分析事業「中小企業における知的財産活動と経営課題を認識した支援の在り方及び外国出願実態調査」(特許庁)

 

つぎに効果の面。

技術に特徴があるから意匠は関係ない、と考えるのは間違いです。

技術的な機能が製品の外観に顕れることがあります。

製品の外観デザインを保護する意匠を登録しておくことで間接的に技術を保護することができます。

 

そして権利内容が図面で視覚的に容易に理解できる意匠権は、言葉の壁がある海外では特に威力を発揮します。

母国語で理解するのも容易ではない特許、翻訳された文章の理解は専門家でも容易ではありません。

 

最小の費用で最大の効果を得ることができるのが意匠権です。

 

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このコラムを書いている人

TANAKA Tomio

TANAKA Tomio

2004年弁理士登録 電機・電子・IT分野を得意とし国内・国外の権利化について豊富な経験と実績あり。 中国上海駐在経験を活かし中国実務についても豊富な経験あり。 知的財産調査官として特許を始め意匠・商標・著作権・不正競争防止に係る模倣品の輸入差止め審査に従事した経験を活かし模倣品対策についても積極的に取り組む。

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