中国の実用新案、日本企業が急増

中国は特許出願以上に実用新案登録出願が多いのが特徴です。

2013年の中国の実用新案登録出願件数は全体で89万2361件、そのうち外国人によるよる出願件数は1%未満の7136件です。

驚く数字は外国人による出願件数7136件のうち、日本国籍の出願人が3048件と半数近くを独占していることです。

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 2009年から2013年までの間、中国における外国人の実用新案登録出願件数はほぼ一定ですが、そのなかで日本国籍による出願人の出願件数が2009年の328件から2013年には3048件へと急増しています。

中国における日本国籍による出願人の出願件数は、2009年の3万件から2013年の4万1000件と漸増しているので、実用新案登録出願件数の急増が目立ちます。

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中国の実用新案制度の特徴は、実体審査がないこと、権利行使前に技術評価書の提示が不要なこと、権利無効になった場合の特別な損害賠償責任がないこと、が挙げられます。

 

日本では、権利行使前に技術評価書の提示を必要とし、権利無効になった場合の特別な損害賠償責任を負わせることで、実用新案権による権利行使を慎重にさせています。

中国ではこれら2つの要件が要らないので、権利者にとっては利用しやすい権利です。

 

なお権利者にとってメリットが多い中国の実用新案登録ですが、このことは訴えられた側のデメリットが多いことと同じです。

日本の場合は、無審査で登録された実用新案権の行使によるデメリットを担保する仕組みがありますが、中国にはそれがありません。

 

中国の実用新案制度、利用する側も第三者も注目です。

 

(図表は特許行政年次報告書2014年版から引用)

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