1万6000円以下の商品を個人使用目的で輸入する場合の税関ルール

1万6000円以下の商品を個人使用目的で輸入する場合の税関ルール

海外のネットショップなどを利用して個人使用目的で輸入する場合、税関手続きの例外があります。

個人使用目的の輸入であっても関税はかかりますが、個人輸入のような少額の場合、商品価格に応じて通常輸入で適用される関税ではなく簡易化された関税(少額輸入貨物に対する簡易税率表(関税定率法第3条の3関係))が適用されます。

さらに海外の小売価格が16,666円以下の個人使用目的の輸入の場合は免税になります。

(個人使用目的の輸入の場合の課税価格は海外小売価格に60%を掛けた金額なので、免税適用となる課税価格1万円以内に収まる海外小売価格の上限は約16,666円となります)

 

関税の他に個人使用目的の輸入の場合に適用される税関手続きの例外は知的財産権に関するルールです。

知的財産侵害物品の輸入は関税法で禁止されています(関税法69条の11第1項第9号)。

個人使用目的で輸入する場合、侵害を判断する要件の1つである「業として」を満たしません。

このため個人使用目的で輸入する場合は、知的財産侵害物品に該当しなくなります。

参考 偽ブランド、海賊版の個人輸入について解説します

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