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著作権だけではない「ゆるキャラ」を守ってくれる知的財産権

著作権だけではない「ゆるキャラ」を守ってくれる知的財産権

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イベント、キャンペーン、地域おこし、商店街振興で大活躍している「ひこにゃん」や「くまモン」などの「

「ゆるキャラ」ブームがしばらく続きそうなので、「ゆるキャラ」を守る知的財産権について整理してみます。

 

まず最初に思いつくのが著作権です。

キャラクターのデザインが完成するのと同時に著作権が発生します。

通常、デザインを創作した人が権利者になるので、キャラクターを使用する自治体等は、契約によりデザイナーから著作権を譲渡してもらう必要があります。

著作権の譲渡契約をするときは、翻案権も譲渡するという明示の規定が必要です。

翻案権は、もとのキャラクターを変形して利用するために必要な権利です。

明示の規定がないと、翻案権がデザイナーに残ったままになってしまい、勝手に変形することができません。

 

著作権を譲渡する契約を締結しても、著作者人格権の1つである同一性保持権は譲渡されません。

デザイナーの意に反した改変を行うと同一性保持権の侵害になります。

キャラクタを翻案したときに同一性保持権の侵害になる場合もあるので、同一性保持権を行使しない契約をしておく必要があります。

 

次に商標権です。

「ひこにゃん」や「くまモン」のようにキャラクターに名前をつけることが一般的です。

キャラクターの名前を商標登録しておくと、第三者が無断でキャラクターの名前を使うことを防ぐことができます。

商標が登録されるまでには1年程度かかります。

キャラクターの名前を出願したけど登録できなかった、ということがないように、出願するときには十分に先行調査をしておく必要があります。

キャラクターの名前を後から変えると、それまでに費やした宣伝広告が無駄になってしまいます。

なおキャラクタの名前の他にも、キャラクターのデザインを図形商標として登録しておくのも良いでしょう。

 

最後に意匠権です。

着ぐるみを利用した活動も欠かせません。

着ぐるみのデザインを意匠登録しておくと、第三者が無断でキャラクターデザインの着ぐるみを製造したり使用したりすることを防ぐことができます。

 

「ゆるキャラ」でトラブルがおこると、自治体や企業のイメージも悪くなります。

トラブルがおこらないように、知的財産権や契約で「ゆるキャラ」をしっかり守りましょう。

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