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著作権フリーの落とし穴

著作権フリーの落とし穴

著作権を気にしないで自由に利用できる著作権フリーと呼ばれる著作物には2つの種類があります。

一つは、著作権の保護期間が満了していたり、著作権法の保護対象ではないという理由で、誰でも自由に利用できるパブリックドメインになっている著作物です。

もう一つは、著作権は存在するけれど著作権者の意思で著作権を行使しないという理由で、自由に利用できる著作物です。

どちらの場合も自由に利用できることには違いはありませんが、著作権がある後者の場合は注意しておくことがあります。

 

それは著作者が死亡した場合です。

著作者が死亡した場合、その著作権は相続されます。

著作権を行使しないという故人の意思を引き続いて相続人が著作権を行使しなければ問題は顕在化しません。

しかし将来の相続人が著作権を行使するかどうかは誰にもわかりません。

法律的には非常に不安定な状態です。

 

著作権は著作者の死後も50年にわたって存続します。

著作権を譲り受けずに安易に著作権フリーに頼ってしまうと将来思わぬ落とし穴にはまる場合もあります。

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このコラムを書いている人

TANAKA Tomio

TANAKA Tomio

2004年弁理士登録 電機・電子・IT分野を得意とし国内・国外の権利化について豊富な経験と実績あり。 中国上海駐在経験を活かし中国実務についても豊富な経験あり。 知的財産調査官として特許を始め意匠・商標・著作権・不正競争防止に係る模倣品の輸入差止め審査に従事した経験を活かし模倣品対策についても積極的に取り組む。

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