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著作権法に干渉されたくなければ契約を

著作権法の原理・原則は、「権利者の了解を得て利用する」という極めて簡単なことです。

著作権法の理解を難しくしているのは、権利者の権利を弱めるための例外規定、すなわち利用者が無断で利用できる規定が複雑に盛り込まれているから、に他なりません。

では著作権法に規定された例外規定を全て理解すれば著作権に関するトラブルがなくなるかと言えば決してそうではありません。

著作権法に限らずあらゆる法律の宿命として、黒の場合と白の場合の間に「グレーな部分」が存在します。

いくら著作権法を理解しても、「グレーな部分」をなくすことはできません。

著作権法という法律に頼っている以上、「グレーな部分」と付き合わざるを得ないわけです。

煩わしい著作権法に干渉されない方法は、著作権法に頼らず当事者間の合意のもとに契約を交わすことです。

公序良俗に反しない限り、どのようなルールを定めても構わないわけですから、こんなに便利な方法を活用しない手はありません。

著作権法で例外が規定されている私的利用のための複製を含め、一切の複製を禁止するという内容であっても構わないわけです。

契約を交わさないということは、「グレーな部分」を含め法律の直接適用を認めることであり、当事者間で解決できなければ司法の判断を待たない限り「グレーな部分」について白黒をつけることができない、ことを意味します。

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このコラムを書いている人

TANAKA Tomio

TANAKA Tomio

2004年弁理士登録 電機・電子・IT分野を得意とし国内・国外の権利化について豊富な経験と実績あり。 中国上海駐在経験を活かし中国実務についても豊富な経験あり。 知的財産調査官として特許を始め意匠・商標・著作権・不正競争防止に係る模倣品の輸入差止め審査に従事した経験を活かし模倣品対策についても積極的に取り組む。

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