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香港の商標は繁体字だけでなく簡体字も忘れずに

香港の商標は繁体字だけでなく簡体字も忘れずに

中国に返還された香港ですが、中国本土で登録された商標権の効力は香港には及びません。

香港でも商標権の効力を及ぼしたいときは、中国本土とは別に香港でも商標を出願しておく必要があります。

 

香港で商標を出願するときに注意することは漢字の字体です。

簡体字を使う中国本土に対して香港では繁体字を使います。

 

ところが中国へ返還された後の香港は、次第に中国本土の影響が強くなり、現在では香港でも中国本土で話す普通語や中国本土で使われる簡体字が普及しています。

そのため繁体字の商標だけを香港で登録するだけでは十分な保護が期待できなくなってきています。

香港で商標を出願する場合、繁体字の他に簡体字の商標も出願しておく方が安心です。

 

繁体字の他に別途、簡体字の商標を出願する場合に利用できる、連続商標という制度があります。

 

連続商標を利用すれば、繁体字と簡体字の商標を簡単に出願することができます。

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このコラムを書いている人

TANAKA Tomio

TANAKA Tomio

2004年弁理士登録 電機・電子・IT分野を得意とし国内・国外の権利化について豊富な経験と実績あり。 中国上海駐在経験を活かし中国実務についても豊富な経験あり。 知的財産調査官として特許を始め意匠・商標・著作権・不正競争防止に係る模倣品の輸入差止め審査に従事した経験を活かし模倣品対策についても積極的に取り組む。

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