中国の百度が提供する文章共有サービス「百度文庫」には、2013年8月現在、約8,000万点の文章が公開されています。
その中に、企業の内部資料と思われる機密情報が含まれていることが問題となっています。
早速、あなたの会社名や商品名を入力してみましょう。
例えば、iPhone+機密と入力してみます。
もし機密情報が見つかったら、被害を拡大させないために百度文庫に早急に削除申請を行います。
削除申請を行う場合はユーザ登録が必要になります。
サイトの右上にある「注册」をクリックし、メールアドレス等の必要事項を入力します。
削除申請の方法には、「ファイル通報」と「クレームセンター送信」の2種類があります。
大量の文書の削除申請を行う場合は「クレームセンター送信」、そうでなければ「ファイル通報」を選択します。
著作権侵害以外の理由で削除申請を行う場合は、営業許可証と保証書のアップロードが必要です。
削除申請の内容が百度で審査されます。
現在のところ3〜7日程度で審査結果が出されるようです。
審査の結果、削除されない場合もあります。
この場合は再審査の請求を行うことができます。
今後は百度文庫に機密情報が公開されているかどうかを定期的に監視しておくことが必要です。