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中国の商号と商標の関係

中国で法人を登記するときに必要な商号と、商品名やサービス名を示す商標、どちらも工商局で管理されていますが、両者は全く関係がありません。

 

商号は企業名称登記管理条例に基いて地域内で保護される名称です。

商標は商標法に基いて中国全域内で保護される名称です。

 

商号を登記するときには、地域内で同一商号が登記されていないかどうかを調査します。

商標を登録するときには、中国全域内で同一類似の商標が登録されていないかどうかを調査します。

 

商号を調査するときに、その名称が他人の商標登録であるかどうかは関係ありません。

他人の登録商標であっても地域内で同一商号がなければ、その名称で商号登記することができます。

 

仮に登記した商号が他人の登録商標と同一類似であった場合、その商号を使用すると商標権の侵害にあたる可能性があります。

 

商号を安心して使用するためには、商号を商標として先に登録しておくと良いでしょう。

商号として使用したい名称を商標登録しておくことで、その名称が他人の登録商標と同一類似ではないということを工商局が証明したことになるからです。

 

順序として商号として使用したい名称を先に商標出願し、商標登録されたことを確認し、その名称で登記するという流れです。

ただし、ここで注意して頂きたいことは、商標登録した名称がすでに地域内で登記されている場合があるということです。

 

そこで商号として使用したい名称を複数用意してそれぞれの名称について商標出願しておくことが理想的です。

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このコラムを書いている人

TANAKA Tomio

TANAKA Tomio

2004年弁理士登録 電機・電子・IT分野を得意とし国内・国外の権利化について豊富な経験と実績あり。 中国上海駐在経験を活かし中国実務についても豊富な経験あり。 知的財産調査官として特許を始め意匠・商標・著作権・不正競争防止に係る模倣品の輸入差止め審査に従事した経験を活かし模倣品対策についても積極的に取り組む。

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