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中国で商標やデザインを登録していない場合に第三者に摸倣された場合

中国で商標やデザインを登録していない場合、第三者に商標やデザインが摸倣された場合に救済されるのでしょうか。

日本では不正競争防止法により第三者の摸倣行為が不正競争行為として禁止されています。

中国にも反不正当競争法という法律があります。

反不正当競走法に規定する不正当競争と認められるためには、以下の1から4の証明が必要です。

 

1.中国国内で商品が知名であること。

2.商品の名称、包装、装飾が特有であること。

3.商品が類似していること。

4.消費者が誤認していること。

 

実務上では1の知名性、2の特有性などの判断が曖昧なため、第三者の摸倣行為を反不正当競争法で禁止することは難しいというのが現状です。

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このコラムを書いている人

TANAKA Tomio

TANAKA Tomio

2004年弁理士登録 電機・電子・IT分野を得意とし国内・国外の権利化について豊富な経験と実績あり。 中国上海駐在経験を活かし中国実務についても豊富な経験あり。 知的財産調査官として特許を始め意匠・商標・著作権・不正競争防止に係る模倣品の輸入差止め審査に従事した経験を活かし模倣品対策についても積極的に取り組む。

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