ブログ

中国で商標やデザインを登録していない場合に第三者に摸倣された場合

中国で商標やデザインを登録していない場合、第三者に商標やデザインが摸倣された場合に救済されるのでしょうか。

日本では不正競争防止法により第三者の摸倣行為が不正競争行為として禁止されています。

中国にも反不正当競争法という法律があります。

反不正当競走法に規定する不正当競争と認められるためには、以下の1から4の証明が必要です。

 

1.中国国内で商品が知名であること。

2.商品の名称、包装、装飾が特有であること。

3.商品が類似していること。

4.消費者が誤認していること。

 

実務上では1の知名性、2の特有性などの判断が曖昧なため、第三者の摸倣行為を反不正当競争法で禁止することは難しいというのが現状です。

関連記事

  1. 中国著作権法改正。懲罰的賠償制度トリプルダメージの導入 中国著作権法改正。懲罰的賠償制度トリプルダメージの導入
  2. 肖像権 肖像権は有名人にしか認められないの?
  3. 中国 中国商標侵害の賠償金が300万元(約4800万円)に引き上げられ…
  4. 海外製iPhoneを日本のアップルストアが修理する独占禁止法上の…
  5. キセル乗車に学ぶ破られない契約書の作り方 契約書に書くべき内容とは。破られない契約書の作り方
  6. 中国ソフト開発 納期の遅れは必ず起こる。中国ソフト開発は工程ごとの分割払いで
  7. 中国企業と取引するときに必要な企業情報・信用情報を調べる方法 中国企業と取引するときに必要な企業情報・信用情報を調べる方法
  8. 外国出願 外国商標登録を意識した日本商標登録出願

このコラムを書いている人

TANAKA Tomio

TANAKA Tomio

2004年弁理士登録 電機・電子・IT分野を得意とし国内・国外の権利化について豊富な経験と実績あり。 中国上海駐在経験を活かし中国実務についても豊富な経験あり。 知的財産調査官として特許を始め意匠・商標・著作権・不正競争防止に係る模倣品の輸入差止め審査に従事した経験を活かし模倣品対策についても積極的に取り組む。

パーソナルリンク

認証済みサービス

プロフィールを表示 →

PAGE TOP